
食事療法
丈夫な骨を作るために欠かせない栄養素がカルシウムです。カルシウムが不足してしまうと骨粗鬆症の進行へと繋がります。乳製品や小魚、大豆といったカルシウムを多く含む食品や、カルシウムを吸収しやすくするビタミンDも積極的に摂取するようにしましょう。
また、ビタミンKやビタミンB群の不足も骨に悪影響を与えるため、緑黄色野菜や豆類などの摂取もあわせて栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

運動療法
骨は運動などによる適度な負荷がかからなければ次第に脆くなってしまいます。そのため骨粗鬆症治療においても、適度な運動をすることが大切です。
散歩やジョギングといった無理のない範囲での運動を日常生活の中に取り入れていきましょう。

薬物療法
骨粗鬆症の治療には内服薬や注射薬があります。
カルシウムやビタミンなど骨の栄養素を補う薬や、骨の吸収を抑える薬、副甲状腺ホルモン剤のような骨の形成を促進する薬など多くの薬があり、患者様の骨の状態によって適切な薬を選んでいきます。